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課題となっていた、2つのEssayを最後まで書きあげました。
…これから細かいところのチェックなど、
いろいろすることは残っていますが、まぁとりあえずひと段落です。

昨日から2つ目の課題にとりかかっていたのですが、
なかなかこれが厄介で…。

ここでも何度か触れた、"Qualitative Research"について、
その手法で行われた論文2本のうち、1本を選んで、
まずは、Peer Review用のChecklistを使ってチェックし、
その後Essay形式(1000語)で、Critical Reviewをしなさい、というものでした。

昨日のうちにとりあえずChecklistを完成させて、
今朝から、論文のBenefitsとDrawbacksを箇条書きにして、
どうにかこうにか書きあげた…というわけです。

ちなみに僕が読んだのは、

Wills W, Backett-Milburn K, Gregory S, Lawton J.
Young teenagers' perceptions of their own and others' bodies: a qualitative study of obese, overweight and 'normal' weight young people in Scotland.
Soc Sci Med. 2006;62(2):396-406.

という、子どものボディイメージに関する論文です。
まず、このSocial Science and MedicineというJournalは、
ちょっとIntroductionが長いんですよ…^^;
個人的には、シンプルに背景を述べて、
仮説を書いて、目的を書いて…という短めのIntroが好きなんですが。

ま、それはともかく、
そのあと、Methods、Findings、Discussion…と、
基本的な流れは、質的だろうが、量的だろうが変わりません。

ただ、Findingsには量的な評価は存在しないので、
Interviewerと参加した子どもの会話が、
結果として表現されています。

ただし、基本的には客観性を重視しているので、
評価はあまり入らない…ような印象を受けました。
完全にそういった形にはなっていなかったと思うのですが。

僕が気になったのは、
"Minority"と"Majority"という言葉を使っていた点です。
同じ背景を持つ参加者の中で、一人だけとか二人だけとか、
少数の人だけが発言したような内容について説明するときに、
このような表現方法を用いていました。

でも、実際にMinorityかどうかは、
質的な研究ではわからないはずです。
なぜなら、Random Samplingをしているわけではなく、
参加者におけるさまざまな背景と、
現実社会の背景の分布とは、かなり異なる可能性があるからです。

ですから、本来であればすべての発言について、
現実の社会でも同じことが起こりうる…、
という表現をすべきであり、
それが起こる確率までは踏み込めない…と僕は考えました。
特に、Findingsのところでは、
そういう記述をすべきではないはずです。

Discussionであれば、過去の知見と合わせて、
起こりうる確率を予測した上で、
そういった表現が可能かもしれませんが。

他にも、Cross sectionalな研究なのに、
因果関係について言及しているようなところなど、
何点かちょっと気になるところがあったので、
そのあたりを取り上げて、Reviewを書きあげたわけです。

ちなみに方法論とか、現実に行った内容については、
かなり妥当な研究だと思いますし、
だからこのJournalに掲載されたのだと思います。

普通の量的な論文のPeer Reviewは最近よくやっていますが、
このような質的研究についても、
Reviewという作業を行うと、いろいろ見えてくるな~って感じで、
本当にいい勉強になりました。

明日は、疫学と生物統計学の課題にとりかかる予定です。
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2010.04.07 Wed l 学校のこと l コメント (0) トラックバック (0) l top

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